2018年8月29日水曜日

嚥下咀嚼対策は必要だがつまらない。

通年、主に食べているものは、お粥、麺類全般、卵、納豆、豆腐、粘り気のある野菜です。夏は、素麺やオクラを食べることが多いです。
  • 素麺・・・茹で時間は普通、2~3分ですが、5分くらいは茹でて、麺を柔らかくします。こしがなくなり、美味しくはありません。めんつゆと卵黄を絡めて食べます。
  • オクラ・・・トゲに注意しないと喉にチクリときます。滑らかに嚥下をする為にオクラを食べているのに、喉にトゲが刺さったら意味がないですから。表面はしっかりと塩もみをして、トゲを取ります。まな板に塩をまきオクラをコロコロと転がせば大まかなトゲは除去できます。残った部分は手で塩を擦り付けてトゲを除去します。細く切って納豆と混ぜたりします。
  • モロヘイヤ・・・最近は食べていないですが、同じくネバトロ野菜です。葉は硬い感触です。葉の葉脈、茎も硬いのでこれも気をつけて調理しないと不快な食感になります。
  • 山芋・・・すりおろして食べます。皮を向く時に掴んだ感触がチクチクします。すりおろした山芋と卵黄に醤油を垂らし、ご飯にかけると美味しくて食べやすいです。
これらのネバトロ食感の野菜はなぜか、外側が刺々しい印象があります。
そして、
  • お粥・・・むせにくいだけではなく、体があたたまる食べ物なので、肌寒い時や冬にはよく食べます。ただ、猛暑日にお粥はきついです。
  • 豆腐・・・夏は冷や奴でよく食べます。箸ではなく小さいスプーンで食べるので食べやすさが気に入っています。
柔らかいものばかり、もう飽きた
さて、こういった汁気が多く柔らかい食べ物や、ネバネバ食材を食べることが多いのですが、やはり、飽きてきます。たまには、乾燥した食べ物や硬いものといった噛みごたえのあるものを食べたくなります。

時々食べる噛みごたえのある食べ物
  • ポテトチップス・・・胸腺摘出手術で入院中、手術までに期間があったので食べていました。もちろん、術後はまともに動けないで食べていません。病院食は塩分や量が物足らないので、売店でコーラとポテトチップスを買い、喫茶コーナーでひっそりと食べていました。その時のポテチとコーラの味が忘れられないのか、今では大好きなスナック菓子です。
  • 大豆・・・ガリガリと大豆を食べると美味いのですが、油分が少なくて薄皮が多いので、喉に引っ掛かった感触がしばらく残ります。
  • ナッツ類・・・くるみ、アーモンド、ピーナッツ、ピスタチオなどがありますが、大豆に比べると飲み込みやすい気がします。大豆より油分が多いのか、噛み砕くとねっとりしてくるので、喉の残留異物感は大豆ほどありませんが、ゼロではありません。
  • 牛肉・・・特にステーキを腹一杯食べたいと思うことがあります。不思議と無性に食べたくなる肉は、牛肉だけです。
  • ガム・・・柔らかいものばかり食べていると、噛みたい衝動に駆られるのでしょうか、先日はチューインガムを食べたくなり、久しぶりに食べました。最近は柔らかいものばかり食べているから、これで顎が鍛えられる、それに唾液が出るから胃腸にも良いはず―、と鼻息荒くガムを噛んでいたところ、奥歯の詰め物が外れてしまいました。鏡で確認すると、奥歯に大きな穴が空いており、口から息を吸っただけで激しく痛みました。激しい痛みに耐えかねて歯医者に駆け込みました。詰め物を新調するために、レントゲン、虫歯の治療、歯型の作成をし、最後に金属の詰め物を流し込みました。治療過程で、他の歯の虫歯の存在を指摘され、結局6本の歯を治療することとなりました。服薬はしていないものの、局所とはいえ、麻酔を使った治療は心配でしたが、無事に治療を終えることができました。結局2週間程、歯医者に通う羽目になりました。しばらく食べていないものを口にする時は気をつけないといけません。
食べるのが怖いもの
  • きな粉をまぶしたお餅・・・怖くて食べられません。顎のだるさ、むせ、喉に詰まるという、3つの恐怖感があるからです。正月など、お餅を食べる時は、手指の爪くらいの大きさまで小さく切ってから食べていますが、緊張を強いられます。もち米系の食べ物はぬれ煎餅か小さめのおかきなら、食べることができます。
  • うまい棒、ハッピーターン・・・水分がなくて粉っぽい食べ物はめっきり食べなくなりました。昔は好きでよく食べていましたが、うまい棒やハッピーターンは食べる気が起こりません。むせるのを避けられない気がします。蛇足ですが、ハッピーターンの粉ってなんであんなに美味いんでしょうね。
嚥下咀嚼対策はつまらない
食事の嚥下咀嚼対策としては、具材をみじん切りにしています。これだけでも食事が随分と楽にできます。
食事は、
  • 小さな具材
  • とろみ
  • 腹六部
が基本といったところでしょうか。必要なことですが、実につまらない食事です。その代り、彩りや盛り付けなどの見た目、香りを強めにするという工夫は意識しています。もっと言えば、食器も材質や見た目が良いもの、例えば、風合いや感触が心地良いもの、スプーンや箸が当たった時の音が良いものにするのが理想ですが、良い食器は値段も良いので、なかなか手が出ません。
また、最近の自身の食生活を振り返ると、和食の基本と言われる、一汁三菜とは程遠い食事です。残念ですが、事実です。

食事は自由にしたい
重症筋無力症との生活において、食事に注意を払うのは必要ですが、これだけ長期間に及ぶと、精神的に疲れます。何も気にせず自由に食事ができれば―、と思うばかりです。
さて、米国のMyasthenia Gravis Newsというサイトで、重症筋無力症罹患者の食事について少し驚いた記事を見つけましたので、以下、引用します。
Avoiding hot foods or warm liquids that can relax the throat muscles
以下、和訳します。
喉の筋肉をリラックスできる熱い食品や温かい液体を避ける
このサイトによると、熱い食品や温かい液体(私は飲み物と解釈します)は喉の筋肉を緩めてしまう―、と述べているようです。確かに一理あると納得してしまいました。しかし、熱い食べ物や温かい飲み物は体に良いと考えるのが、日本人の大多数の感覚ではないでしょうか。長年、嚥下や咀嚼へ注意を払っていますが、熱い食べ物や温かい飲み物を避けるという概念を持ったことがありません。まさにこれから、おでん、水炊き、肉まんなど、あつあつで美味しい食べ物の季節に向かっていくわけですし―。季節に限らず、日本には年中、熱くて美味しい食べ物はたくさんあります。
文化や慣習が違う人達のいろんな考えに触れ、自分の考えを見直すことは、多角的な視点を養う意味で大事なことです。なので、この記事による指摘は留意しておきますが、実践は難しそうです。
食事への注意と自由のジレンマは、生きている以上、これからも続くでしょう。ですから、考え過ぎないようにします。

【引用元リンク】
Avoiding hot foods or warm liquids that can relax the throat muscles
【参考リンク】
Myasthenia Gravis News

2018年8月23日木曜日

ザギトワさんのマサルを見て、犬の飼育を考える。

ザギトワさんのマサルを見て、自分も秋田犬が欲しいと思ってしまいました。先日、ロシア女子フィギュアスケートのザギトワさんに日本から秋田犬が贈呈されました。贈呈された秋田犬を見ると、本当に可愛らしい顔と均整の取れた体格で、日本でもそうそう見かけない程の良い秋田犬だと感じるのは私だけではないと思います。
秋田犬と言えば、忠犬ハチ公が有名ですが、私は、『銀牙 流れ星銀』を思い出します。アニメでは秋田犬が主人公で、幼犬期から様々な経験をして成長し、仇の熊に立ち向かうというストーリーだったと記憶しています。
毎年、きのこ狩りやハイキングなどのシーズンに入ると、人間が熊に襲われるニュースを度々耳にします。過去の熊による襲撃事件では、書籍化、再現ドラマ、ドキュメンタリー番組に取り上げられるほどの甚大なものもあります。そのような環境下で日本人と暮らしていた犬は、現代の感覚とは違う存在だったと考えられます。また最近でも、北海道で飼い犬が熊に襲われるという悲しい事件もあり、人間と熊の生活圏が重複する地域では、痛ましい事件が時々起きていて、人間と熊との生存競争は未だに無くなる気配はありません。
この作品では、登場する犬が言葉をしゃべるという斬新な設定にびっくりしたのを覚えています。また、宮内タカユキさんが歌う、雄々しくも艶のある声と、叙情的で壮大な旋律のオープニングテーマ曲は、自然を舞台にした作品のイメージにぴたりと合致しており、「いい歌だなあ。」と子供ながらに思っていました。小さな犬が大きな熊に挑むという、日本人の大好きなパターン、「柔よく剛を制す」(ちょっと違うかもしれない)が、人気を博した一因かもしれません。ちなみに最近では、『銀牙 流れ星銀』は、フィンランドでも人気があるらしいです。

また犬を飼いたくなった
犬種にはこだわりはそこまでありませんが、どんな犬でも好きというわけでもなく、キツネ色のタヌキ顔の犬が理想です。過去に、何度か犬を飼ったことがあります。犬にもそれぞれ性格の違いがあり、個性があります。また、雄と雌でも性格が違うな―と、飼っていると気付きました。一言で言えば、雄犬は荒々しく、雌犬はおっとりとしています。比較して扱いが楽なのはやはり雌でした。ザギトワさんのマサルは雌らしいです。
犬と触れ合っていると、とても心が落ち着きます。楽しい気持ちにもしてくれます。
ですが、良い事ばかりではありません。責任も重く、犬の世話はほんとうにたいへんです。犬小屋の掃除、散歩、餌やり、狂犬病の予防接種、フィラリアなどの寄生虫の駆除、などやらなければならないことがたくさんあります。犬の健康管理だけですればいいというわけではありません。近隣住民への配慮も必要です。犬嫌いの人もいるわけです。衛生管理(糞尿の悪臭)、吠え声による騒音、散歩中のトラブル(例えば、リードを離してしまう、首輪がスッポ抜ける)などは迷惑行為になってしまいます。飼いたいから飼うと言った、簡単な理屈では済まされない、とても神経を使う事です。そして、命があるものですので、死別がいつかは訪れてしまいます。大好きな犬が死んだ時の悲しさは例えようのない気持ちです。もっと可愛がってあげれば良かったという後悔や申し訳ない気持ち、寂しくなり胸にポッカリと穴が空いたような喪失感が一気に押し寄せます。
現在は、犬を飼ってはいません。犬を飼うことがどれだけたいへんか経験しているにもかかわらす、ニュースなどで取り上げられたマサルのような、可愛らしい犬の映像をみていると、そんなたいへんさなどすっかり忘れてしまい、あんなかわいい犬と一緒に生活ができたら楽しいだろうなと思ってしまいます。冷静に考えれば、犬の飼育の責任を全うできる自信がありません。おそらく、頑張れるのは最初だけで後はズボラな飼い主になってしまうのが容易に想像できます。やっぱり、犬を飼うことは我慢します。

【参考リンク】

2018年8月22日水曜日

食事は引き際が肝心だな。

食が細り、すぐに満腹
夏に食べる冷たい素麺。美味しいですよね。二束(2人前)くらいの素麺なら数分で平らげていましたが、最近は食が細くなり、1束(1人前)を食べるとピタリと箸が止まり、満腹感で苦しくなります。年令を重ねるに連れて、満腹になるのが早くなった気がします。

柔らかくても咀嚼に疲れる
体調が良くない時、素麺を柔らかめに火を通しているにもかかわらず、咀嚼に使う顎や頬の筋肉、麺をすする時に使う口の周りの筋肉に、1人前を食べたあたりから脱力が現れてきます。食べ物の硬さではなく、筋肉を繰り返し使うことで、脱力が現れるのでしょう。眼瞼下垂が現れやすいのは、筋肉への負荷よりも、まばたきという反復運動が症状を誘引していることを改めて理解できます。こういった反復運動と並行して、満腹感も症状を誘引していると思われます。まだまだ食べたいという気持ちとは裏腹に、脱力で顔の周りがだるくなると箸が止まり、盛り付けた素麺を見てなんとも言えない嫌な気分になります。「ああ、またか。やっぱり駄目だ。」と、うんざりします。

柔らかければ美味いのか
テレビのグルメレポート番組などでは、肉料理を食べたレポーターが、「柔らかくて美味しい。」とよく言っています。思わずテレビに向かって、「柔らかければ美味いのか。」と、突っ込んでしまいます。硬い肉でも美味しい部位はたくさんあります。シャキシャキ、パリパリ、コリコリ、という表現があるように、これは他の食べ物にも言えることです。美味しさと柔らかさはイコールではないと思います。

食事を楽しくするために

  • 食べる動作は脱力が現れない範囲
  • 嚥下が無理なくできる
  • 胃腸に負担がかからない

と言った条件を満たせば、柔らかくない食べ物でも楽しむことが出来るかもしれません。
その他にも、歯ごたえ、舌触り、弾力感、口溶け、喉越しなど、バラエティに富んだ食感は食事を楽しくする上でとても重要ではないでしょうか。

すするという食べ方
2人前の素麺を無理して全部食べようとすると、頬や口が重だるくなり、すするのが面倒になります。卵黄やごま油で滑らかさやトロミを加えたくなるのは、すする力が落ちていることの現れなのでしょう。
さて、日本人の麺類をすするという食べ方は、外国人から見ると下品な食べ方に見えるようで、ズルズルと音を立てて食べるのは気味悪く映るようです。しかし、それは誤解です。日本では麺類をすする行為は不文律としてありますが、他の料理をすすることは、なぜかお行儀が悪いとされています。例えば、カレーライスをすする行為を許す日本人は多くはないでしょう。
この食べ方は、麺に絡んだ出汁やスープを空気と一緒に口に吸い込み、香りや風味を鼻から抜きながら味わうという意味のある、麺類特有の食べ方です。ですから、お行儀が悪いわけではないのです。日本に来て、ラーメンをすすらずに食べている外国人は、むしろ味わいを損ねているかもしれませんよ。

もう少し食べたいで止める
素麺は1人前をササッとすすり、もう少し食べたいけど止める方が楽しく食べることができると思いました。素麺に限らず、脱力が現れる前に食事を止めることができれば、食事を楽しいものに留めておくことができそうです。心と体が喜ぶ、食事の引き際を意識することが重要です。

2018年8月21日火曜日

迷惑害虫を成敗する。

毎年のことですが、夏になると蚤の被害に合います。どこからともなく出てきて知らないうちに刺されます。今年は5箇所程度、刺されました。暑すぎると蚤の活動が鈍るのでしょうか、どういうわけか、猛暑の今年は、気温が低くなった日に刺されています。例年に比べると被害は少なめです。見事に膝から下を刺されており、間違いなく飛びついて来た蚤の仕業だとわかります。蚤は、皮膚の柔らかい部分を狙って吸血しています。ふくらはぎや膝の裏の柔らかい皮膚を狙って刺しています。蚤も余計な体力を使わないようにしているのでしょうか。刺されたことに気づいたときには赤く腫れ上がり猛烈なかゆみに襲われます。その痒さは日常生活に差し支えるほど強烈です。痒くて集中力が削がれます。本当に腹立たしい存在です。そんな迷惑害虫を成敗するために、毎年、燻煙剤で居室を燻します。

蚤の駆除にはダニアースが効果的
バルサン、ダニアース、アースレッドなど、いくつか燻煙殺虫剤を試してきましたが、最も蚤に効果があったのはダニアースです。バルサンは、マッチのような要領で火をつけて、燻煙剤を炊きます。バルサンの蚤駆除の効果はダニアースに比べると劣る印象があります。ダニアースは水を使って燻煙します。調べて知ったことですが、ダニアースの方が水の反応を利用して燻煙するために、殺虫剤が水蒸気のようにきめ細かく、隅々まで燻煙殺虫できるらしいです。また、水を使うことで火災への心配が少ないことも使い続けている一因です。ダニアースと同じ製造元のアースレッドは、蚤に関しては成虫にしか効果がないようです。
これら3つの燻煙殺虫剤の効果に順位をつけるとすれば
1位:ダニアース
2位:アースレッド
3位:バルサン
といったところでしょうか。
最近のダニアースは火災報知器のカバーが付属されています。火災報知器に燻煙剤がかかると大変なことになるので、カバーを忘れずに被せます。ダニアースは蚤の成虫だけでなく、幼虫、蛹、卵にまで効果があるということで、実際に使ってみて蚤に一番効果があったと実感しています。
ダニアースは1回の燻煙だけでは効きません。1回目の燻煙から2週間から3週間後にもう一度、燻煙します。これは蚤の殺虫効果をより高めるために、蚤の成長サイクル(卵→幼虫→蛹→成虫)を意識した燻煙方法です。その後、掃除機をしっかりかけます。殺虫剤を逃れて生き残っているかもしれない蚤の成虫、卵、幼虫、蛹を吸引します。殺虫剤の燻煙と掃除機での掃除という作業をそれぞれ2回行なえば完了です。すると、殆どの場合、蚤の被害は収束します。体力があった頃は、畳を上げて燻煙をしていましたが、今はできないので薬品がかからないようにある程度片付けたら、燻煙しています。燻煙前に居室の片付けをしっかり行ない、煙が行き渡りやすくすると、より殺虫効果を高めることができます。

刺された箇所に塗る薬
刺された箇所の痒みにはムヒアルファEXがよく効きます。ムヒアルファEXの他にウナコーワ、キンカン、も試しましたが、ムヒアルファEXが一番効きます。蚤の痒みは強烈なので蚊の痒みとは比較にならない程です。本当につらい痒みです。
以前主治医から、プレドニンを飲むと熱が出にくくなると聞いたことがあります。プレドニンを服用している時に蚤に刺された時は、赤み、腫れ、痒みは、軽いもので済んでいました。これは、プレドニンに炎症反応を鎮める効果があるというのがよく分かる現象です。今、プレドニンを飲んでいれば、赤み、腫れ、痒みが少なくて済むし、早く治るのになあと思ってしまいます。

蚤は、野良猫が媒介しているかも
野良猫が、家の周りやベランダをウロウロしているのを何度もみたことがあります。また、近くの空き地の草むらにじっとして日向ぼっこか何かわかりませんが、くつろいだ様子の野良猫を頻繁に見かけます。立ち去った後、確認しに行くとどうやら猫のトイレになっているようでした。昼間だけではなく、夜間もウロウロしています。縄張りにしているのでしょうか。糞尿の悪臭、蚤の媒介を疑われる野良猫ですが、昔から野良猫は普通にいたので、どうしようもありません。これでも昔に比べて野良猫は随分と減りました。最近は春先に野良猫が喧嘩をする鳴き声もほとんどなくなりましたが、未だに糞尿被害はなくなりません。草むら状態の空き地は野良猫の温床になっているようです。他に蚤を媒介しそうな動物を見かけないので、多分、野良猫が蚤を媒介しているのでしょう。本当になんとかならないものかと悩まされます。

蚤の被害は収束へ
今年の夏は猛暑で作業が丁寧にできたとは言い難いですが、2回の燻煙と掃除で、ひとまず蚤の被害は収束しました。やっと猛烈な痒みから開放されます。
蚤には二度と現れて欲しくないですが、やっぱり来年も出てくるのでしょうか。

2018年8月19日日曜日

記事の作成は未だに苦手です。

最近は700~1000文字程度の記事作成ができるように成り、ブログを始めた当初とは比較にならないほど早く記事作成をすることができるようになりました。
しかし、ブログ開始当初は記事作成が本当に苦手でした。
当時は、
  • 重症筋無力症の症状が良くない
  • キーボード入力ができなかった
  • 個人的見解や意見を避けていた
  • 状態を言葉で表現することが苦手だった
  • 余計な表現を省きすぎてしまう
ということもあり、数十~数百文字の記事がほとんどでした。
私はMGブロガーと自分から名乗っています。ブロガーは記事を作成してなんぼです。今となっては、なぜこんな自縄自縛するようなブログペンネームにしたのかと若干、後悔しています。でも、頑張って記事作成するしかありません。今回は記事作成について考えたいと思います。

苦手だったキーボード入力
当時のキーボード入力技術は本当にひどいもので、一つ文字を打ち込んでは確認していました。どこを打っているのかもわからない、どうやって漢字変換をするのかもわからないといったもので、とても労力の必要な憂鬱な作業でした。

苦痛なキーボード入力をなんとか回避したい
最初はATOKという日本語変換ソフトを購入して日本語変換のストレス軽減を図っていました。

仰々しいキーボードを買ったことも
ロジクールの仰々しいキーが凹んで、カーブしたデザインのような形のキーボードも買って試していました。指先の感触は確かに良かったです。

グーグル日本語入力の登場
そして、それらを購入して何年か経ってGoogle日本語入力の登場で記事の作成は随分と楽になりましたが、キーボードを打ち込む技術が上達しないのは相変わらずで、入力技術はお座なりになっていました。

キーボード入力の上達より記事ネタ集め
ブログサービスにログインしても、記事の作成が全く進まず、1日中パソコンの前でうずくまることもありました。これではいつまで経っても記事は作成できない、記事作成方法を変えようと考え、やってみたのがボイスレコーダーを使う記事作成方法です。いつも携帯し、何か記事になりそうなことを思いついたら、ボイスレコーダーに吹き込み録音し、ある程度記事ネタが溜まったら、キーボードで文字起こしするというやり方です。

結局キーボード入力技術の必要性に迫られる
ボイスレコーダーは思いついたことをすぐに録音できて便利です。しかしこれが仇と成り、逆に、録音した記事ネタの音声ファイルが貯まる一方で、文字に起こす作業が遅々として進まない状況になりました。ちょうど、古い例えですが、郵送される進研ゼミの問題集が、手付かずでどんどん貯まる状況にそっくりです。やらなければならないと思えば思うほどやる気が起きなくなっていきました。こちらの方法も結局やらなくなりました。

キーボード入力はもうやめよう
スマホが登場して音声認識は普通になりましたが、スマホや音声入力などほとんどない時代に、これからは音声入力の時代だと、勝手に宣言し、あまりにも上達しないキーボード入力から逃げていた時期もあります。しかし、未だにその願望はあります。音声入力ソフトはドラゴンスピーチが有名ですが、高価で認識レベルが不安定な印象があったので購入には至りませんでした。ですが、アンドロイドスマートホンの音声認識の登場で、ブログ記事がかけないものかと挑戦してみたものの、自分の音声が録音記録としてGoogleに残ることがどうしても解せず、音声認識は諦めて、仕方なくホームポジションの訓練を再開する事となったのです。

いろいろ試してわかった、タイピングの練習からは逃げられない
ATOK、ロジクールキーボード、いずれもなかなか高価な買い物でした。後に登場した、Google日本語入力は無料で使えるので、なんだか損した気分になりました。
これらを使うことで、入力操作は楽になりましたが、結局、入力操作自体をわかっていないので、ちゃんとタイピングができているという感覚は全く持てませんでした。タイピングがすごく上手な方の動画を見ると、自分は本当に下手だなと思わされます。やはり、タイピングを真面目に勉強しなくてはと思いました。

ホームポジションは必須
キーボード入力でよく耳にするのが、ホームポジションという概念です。これができない限り、キーボード入力のスピードは上がらないと言っても過言ではない―と、経験上、感じています。今振り返ると、ホームポジションを度外視して、いくら高価な日本語入力ソフトやキーボードを使用してもあまりタイピング技術は上達しないと思うのです。
それよりも、ホームポジションを意識しながら、キーボード入力を練習できるサイトで、繰り返して練習する方がはるかに効果的だと思います。今ではキーボードを見ながら、頭に浮かんだことを素早く文字に起こせるようになりました。

ホームポジションの習得
ホームポジションの習得に苦労なされている方は多いのではないでしょうか、下記に私が閲覧してホームポジションの訓練の参考になったサイトをリンクしておきますので、興味のある方はぜひ御覧ください。

夢はブラインドタッチ
重症筋無力症は眼瞼下垂、眼球固定、眼精疲労など目に脱力感や症状が出やすい病気です。ブラインドタッチができたら、どれほど楽になれるか―と、あこがれを抱いていますが、まだまだ習得は難しい状態です。

上達することで意欲的になれる
キーボード入力の技術が上達することで、記事作成の意欲が湧くのを実感できています。

時間が経過したからこそ投稿できること
ブログを読んで事実の時系列が合わないと思った方もいるかもしれません。重症筋無力症は希少疾患ですので、症状や治療に触れた記事をリアルタイムで投稿することを避けた方が良いと感じる場合があります。こういった、投稿の是非で伴う緊張感は、重症筋無力症罹患者で、サイト運営やブログ投稿をされている方ならば、少なくなからず抱くのではないでしょうか。特に、治療当時を振り返るような記事は、そういった配慮からの場合も在ります。
つまり、その時は投稿を避けたほうが良い、今投稿はできないが、時間が経てば触れられる内容の記事もあります。

まとめ
今後は、時間がたった今だからこそ触れられる内容の記事、キーボード入力が上達したからこそできた記事(筆が走った記事)を投稿できるかもしれません。もう書くことなんかないと思っていましたが記事に起こしきれていないことはありそうです。

【参考リンク】
タイピングを速くする裏ワザとは?
寿司打

2018年8月17日金曜日

重症筋無力症であることは検査員には伝えずに、バリウム検査を受けた。

バリウム検査を受けたので、そのことについて投稿したいと思います。
この10年の体調管理と言えば、専ら重症筋無力症のことでした。症状が軽くなり服薬が終わったので、他の病気にも意識を向けようと考え、検査を受けることにしました。

検査を受ける判断
バリウム検査は自分の判断で受けることにしました。ですが、主治医に相談するのが無難でしょう。

バリウム検査を安全に受けるために
  • 十分に睡眠を取る・・・睡眠不足は重症筋無力症の症状悪化を誘引します。
  • 前日は絶食・・・服薬をしていないので絶食は可能だと思いました。また、満腹感は重症筋無力症の症状の悪化を起こしやすいと言われているので、絶食は逆に好都合だと楽観的に解釈しました(不謹慎かもしれませんが)。とはいえ、やはり空腹の我慢は辛いです。
バリウム検査の流れ
  • バリウムを飲む・・・バリウムという粉っぽいシェイク状の液体を紙コップ一杯分、飲まされます。ゲップをしてもいけません。嚥下が鈍い私にとっては鬼門です。検査員の早く飲めと言わんばかりの視線を感じながら、なんとか飲み切ることができました。
  • レントゲン撮影・・・バリウムを飲んだら、レントゲン撮影ですが、これがまた大変でした。可動式の撮影台に立たされて、体の向きを様々な方向に変えてレントゲン撮影をします。検査員による、撮影台の角度を変える操作スピードは尋常ではなく、どんどん撮影台の角度を変えるので、私は必死で手すりを握りしめて体勢を保持していました。体が撮影台から投げ出されそうになりましたが、なんとか耐え、検査を終えることができました。
  • 最後に、下剤を渡されて退出・・・これで一連の検査は無事に終了となります。
  • 下剤を飲む・・・下剤を飲んですぐに腹痛が起こりましたが、実際にバリウムが排泄されたのは2日後でした。明らかに便の色が白いのでわかります。
まとめ
重症筋無力症の自分にとって緊張したのは、バリウムを少ない時間で飲まなくてはならないこと、撮影台が傾けられた時に体勢を保つこと、この2つです。重症筋無力症であることは検査員には伝えませんでしたが、もしこのことを予め伝えておけば、もう少し検査のスピードも緩めてくれたかもしれません。
長年の服薬で胃腸が弱っていないか心配でしたが、検査結果は異常なしだったので一安心です。

2018年8月16日木曜日

もはや年金リーグではない。

創成期のJリーグは、バブル期のビッグマネーを背景に、ディアス、ジーコ、リネカー、リトバルスキー、などピークを過ぎたスーパースター選手たちが次々に来日、移籍し、欧州からは年金リーグ、バラ色の墓場などと揶揄される位置づけでした。
イニエスタがヴィッセル神戸に移籍
しかし、今回のイニエスタの移籍は、FCバルセロナ所属スペイン代表の現役バリバリのスーパースター選手です。にわかには信じられない気持ちでしたが、映像を見て徐々に現実であると思えるようになりました。先日はポドルスキからのパスを受けてのゴール。なんと豪華な共演でしょうか。楽天三木谷社長には本当にありがとうと言いたいです。また、同じく元スペイン代表でアトレティコ・マドリード所属のフェルナンド・トーレスも続けてサガン鳥栖へ移籍し、Jリーグはますます盛り上がりを見せています。
Jリーグが年金リーグ、バラ色の墓場、という認識は完全に払拭されたはずです。

2018年8月15日水曜日

ロナウドが入院したらしい。

ロナウドがインフルエンザで入院したそうです。
ポルトガルのクリスティアーノ・ロナウドではありません。元ブラジル代表のロナウドです。ロナウドと言えば、日韓ワールドカップで得点王に輝き、母国ブラジルを優勝に導き、レアルマドリードに所属していた、スーパースター選手です。覚えている人もいるかも知れませんが、いわゆる大五郎カットしていたブラジルのサッカー選手です。なにせ、ワールドカップで得点王と優勝の両タイトルを奪取したスーパースター選手は、ワールドカップの長い歴史でも数人しかいません。まさに、怪物級のスーパースター選手です。
その後、ロナウドは甲状腺の問題で引退するわけですが、引退後のあまりに変わった風貌にサッカーファンは驚きました。その甲状腺の病気の影響か、ロナウドは激太りしていたのです。怪物と呼ばれた時の引き締まった体型とは程遠いもので、サッカーファンにとってはショッキングな見た目になっていました。
とはいえ、大きな世界大会では、時々テレビに映ることもあり、懐かしい気持ちにさせてくれていました。先月大盛り上がりを見せたロシアワールドカップの興奮の余韻が残っている最中での、ロナウドのインフルエンザ入院。一時はICUにいたそうで、ニュースを聞いたときは驚き、心配になりました。もうすぐ退院できるそうで一安心です。早く元気になることを願っています。

【参考リンク】
元ブラジル代表FWロナウド氏が緊急入院、肺炎でICU入り

2018年8月14日火曜日

衛生管理のお供に、消毒用エタノールスプレー。

消毒用エタノールスプレーは少々価格は高いですが、なにかと便利で、私には欠かせない存在です。ドラッグストアで売っています。

今回は消毒用エタノールの用途について、いくつか挙げてみたいと思います。
  • 創傷へ・・・本来の使用方法です。傷口の消毒効果があります。とはいえ、傷口にしみて痛みはあります。遠くから吹き付けるようにしています。薄く万遍なく消毒するイメージです。
  • 手の消毒・・・手のひらに汚れの不快感というか、汚れたという感覚を感じたときにシュッと一吹きします。後はティッシュペーパーで拭き取れば手はスッキリします。普段の手洗いの後に一吹きすることもあります。風邪の予防のためです。
  • 身の回り汚れを拭き取る・・・机や椅子のちょっとした汚れを拭き取るときに使います。ただしワックスが塗布されている床面や革製品を使っている家具は、変色する場合があるので気をつけて使用しています。パソコンディスプレイ、スマホ画面(いずれも保護フィルム越しに拭いています)の場合は、ペーパーに吹き付けて使用することで、直接吹き付けて起こりうる電気系統の故障の危険を避けています(避けているつもりです)。エタノールの使用の可否は、必ず説明書を確認してから判断します。
  • 枕カバーに吹き付けて軽く掃除機をかける。・・・さっぱりスッキリとした感覚を得られます。洗濯するのが面倒な時、できない時にします。
  • グラス・・・一吹きしてキッチンペーパーで油汚れを拭き取ります。グラスに付いた指紋や唇の跡を消したい時に。
  • 鏡の汚れ・・・特に指紋の跡が綺麗になります。
  • 粘着テープ跡の除去・・・ベトベトした粘着テープの跡に吹き付けると溶けて綺麗に拭き取ることが出来ます。
  • 虫よけに・・・飛んで向かってくる、蚊やコバエに吹きかけると気絶して落ちます。殺虫剤を使いたくない時には便利です。殺虫スプレーのような勢いが無いので近くまでおびき寄せてから吹き付けて撃退します。肌に吹き付けることで、汗による肌の雑菌の増殖を抑えて臭いが発生しにくくなり、結果的に、蚊を寄せ付けない効果を期待できます。
  • 冷蔵庫の掃除・・・食べ物が近くにあり、掃除用洗剤を使うのを躊躇するような場合の衛生管理に便利。ティッシュペーパーやキッチンペーパーにシュッと一吹きしてから拭き取ります。
  • 全て使い切った空容器・・・空容器は、よく洗えば、他の洗剤の霧吹きとして使うことができます。

注意すべき点
  • 目や唇など粘膜への影響・・・霧が目に入ったり、吸引すると痛みやむせを起こすので注意が必要です。
  • アレルギー・・・もともとアルコール消毒のアレルギーのある方は注意が必要かもしれません。私はアルコール消毒のアレルギーはありませんが、頻繁に使い過ぎることで手荒れを起こしたこともあったので、使いすぎには注意が必要です。
  • 溶けたり、文字が消えたり・・・ゴムやプラスチック製品などの樹脂、塗料などには注意が必要です。マウスのゴム部分に消毒用エタノールを吹き付けたところゴムの部分が溶けて、マウスは、ロジクールのレボリューションというゴムのグリップ付きマウスですが、グリップゴムの部分は取れてしまいました、というよりも、消毒用エタノールがついたところが溶けてしまったので、すべて剥がすことに。結局、綺麗にゴムの部分を拭き取ることができたので、マウスの使用には支障はありませんが、予想外のことで面食らいました。マウスやキーボード、リモコンなどの機器を使うために必要な文字表記を消してしまう可能性もあります。
  • アクリル樹脂、ウレタン樹脂のワックス・・・消毒用エタノールがかかった直後の床面は溶けてベトベトになります。エタノールが蒸発して乾燥すると白く変色してポロポロと剥がれるといった感じです。白く変色した床面はもう一度ワックスを塗り直さなければ、もとに戻すことはできません。

最後に
便利な反面、用途を誤ると対象物を傷めることがあります。本来の用途とは違う使い方には細心の注意が求められます。本来の用途は創傷面の消毒です。

重症筋無力症の経験を糧にして、ブログを収益化したい。

ブログをしている皆さんなら考えたことがあるかもしれないアドセンスについて、触れてみたいと思います。

ブログを始めるきっかけとなったのが重症筋無力症の罹患ではありますが、同時にブログを書いてなんとか収益を上げたいと思ったのも事実です。
こんなに大変な思いをしたのだから、なんとか糧にしたいー。というのがブログの収益化を目指すきっかけでした。
ブログを制作し、グーグルアカウント取得からアドセンス申請に至るまで1年近くの時間を費やしました。体調も優れず、パソコンやインターネット知識のない自分には大変な道のりでした。

ブログ制作
・・・W3C、htmlの勉強をして、テンプレートの仕組みや表示の仕組みを勉強しました。html、cssは、慣れるまで半年近くかかりました。これがわからないとブログテンプレートをカスタマイズすることが出来ません。本を買って勉強しました。

記事の制作
・・・アドセンス申請には、有益なコンテンツがある程度無いと審査に合格できません。どうすれば有益なコンテンツを作れるのか考えて記事を制作していきました。心がけたのは、読む人の役に立つ記事を制作していくということでした。

検索エンジン最適化
・・・せっかくブログ記事を書いても、検索エンジンに認識されなければ閲覧者は来ません。どうすれば検索エンジンに認識されるのか勉強しました。

グーグルにサイトマップの登録、ヤフーにブログの登録、ビングにブログの登録、メタタグの記述、キーワードを意識した記事作り。表示スピードを上げる。

アクセスアップの工夫
・・・ブログランキングサイトに登録

そして、満を持してグーグルにアドセンス申請をしました。
なんと一発合格でした。この時は本当に嬉しかったです。
自分の経験に基づいた記事を必要な人に閲覧してもらい、収益が得られるー、と思うと、重症筋無力症で閉ざされていた経済的自立の道が開けたような、暗闇に一筋の光が差し込んできたような、なんとも言えない喜びや希望が湧き上がってきたのをよく覚えています。
実際にアドセンスを始めて、収益を受け取れるまで5年以上かかり、現実は甘くはないことを痛感しました。グーグルの存在さえ半信半疑だった私は、少額ですが、収益が登録した銀行口座に振り込まれていた時は、本当にもらえるんだー、と感慨深くなったのをよく覚えています。