2018年9月8日土曜日

LED電球はPanasonicかな。とても満足しています。

白熱電球の消費電力の大きさを指摘する意見は、よく耳にします。省エネ、エコタイプの電球で今や当たり前になっているのが、LED電球です。消費電力が小さいにもかかわらず明るい、10年間交換不要、低価格化が要因となりLED電球が普及したと思われます。
省エネ、エコタイプの電球の先駆けと言えば、蛍光灯型電球でしょうか。あの長い蛍光管をらせん状、渦巻状にして、電球サイズにまで縮めた電球です。省エネタイプという言葉に踊らされ、買ってはみたものの、使用感はいまいちでした。

蛍光灯型電球について
  • 消費電力・・・白熱電球の5分の1。使ってみると、確かに電気代は下がりました。
  • 明るさ・・・照明のスイッチを入れてから明るく光るまで時間がかかります。早く明かりが欲しい時はイライラしてしまいます。特に冬は、明るくなるまで遅い印象があります。
また、蛍光灯型電球には、スパイラル型とボール型があります。それぞれ使った感想は、

スパイラル型

  • 見た目・・・蛍光管のらせん状態が剥き出しなので、見た目がソフトクリームみたいでダサい。交換後の違和感がすごい。
  • 明るい、だが、眩しい・・・蛍光灯型電球で明るさを重視するなら、スパイラル型になると思います。蛍光管が剥き出しなので、その分明るくなります。反面、目がチカチカして目の奥が痛くなるような独特の感覚がありました。目を閉じたくなると言った感じです。特に、電気スタンドのような体の近くで使う照明器具にこの電球を使った場合、目に負担がかかりました。
ボール型
  • 見た目・・・ボール型のカバーで蛍光管のらせん状態が見えません。見た目は白熱電球と同じで、交換しても違和感がありません。
  • ぼんやり明るい・・・ボール型カバーが仇となったのか、明るさに物足りなさを感じます。ぼんやり光るといった感じです。逆に、そのカバーのおかげで、スパイラル型よりは目がチカチカしません。
蛍光灯型電球の次に台頭してきたのがLED電球です。
  • 蛍光灯型電球よりも、さらに、消費電力を減らしたい。
  • 高価だが、新しいものに興味がある。
  • 蛍光灯型電球は目がチカチカして疲れる。
といった理由から、今度こそ快適な照明ライフの為にと、LED電球に交換することにしました。

LED電球
  • 電力消費・・・白熱電球の10分の1です。電気代が下がったかどうか、はっきり判断できませんでした。LED電球交換と時を同じくして大型家電を新しく買ったことが理由です。
  • 明るさ、光・・・蛍光灯型電球に比べて、スイッチを入れてからの反応が良い。すぐに明るくなる。スイッチを入れた瞬間に明るくなります。眩しさはありますが、不快な眩しさではありません。蛍光灯型電球の独特の嫌なチカチカ感はなく、目のだるさも感じません。
  • 熱・・・白熱電球ほど熱くなりません。
  • LED電球の寿命・・・LED電球の寿命は10年と言われています。
また、LED電球は、一方向(下方)型と全方位型があります。
  • 一方向(下方)型・・・初期のLED電球は、発光部分が120度程しかなく、居室全体を照らすには向いていませんでした。天井の照明器具に装着すると、真下ばかり明るくなります。例えば、トイレのような狭い空間、ピンポイントで照らす場合や、間接照明に向いています。
  • 全方位型・・・最近売り出されたタイプです。全方向タイプは発光部分が300度程あり、部屋全体を照らすことができ、従来品の照らす範囲が狭いという短所は克服されています。
LED電球にして良かった
部屋の雰囲気が良くなった・・・やはり、蛍光灯や白熱電球の光とLEDの光は全く別物です。家にある白熱電球をLED化するだけでも、随分と部屋の雰囲気が変わります。その魅力はずばり、斬新な明るさです。

Panasonicがおすすめ
初めて使うLEDに半信半疑でした。また、どのメーカーのLED電球がいいのかわからず、いくつかメーカーのLED電球を購入しました。
東芝、Panasonic、NECのLED電球を購入しました。この3社については、10年を経過した今でも故障はありません。
Panasonic
1番値段が高かったのはPanasonicなのですが、それに見合った性能や使い心地は一番です。
使っていて不満が起こらないPanasonicが1番のお気に入りです。
その理由は、
  • 強烈な明るさ・・・日当たりの悪い陰気臭い部屋が今風の斬新な光に照らされて、晴れやかな気分になります。
  • 見た目がかっこいい・・・特に放熱部分が滑らかで剛性感のある樹脂の風合が格好良い。
  • とにかく頑丈・・・現に10年前から使用しているPanasonicのLED電球は未だに切れる気配がありません。お風呂場とトイレという、人が頻繁に出入りする所でスイッチのオンオフも頻繁に行われる場所、また、湿気の多い環境であるにもかかわらず、10年を過ぎた今でも、明るく照らしている優れものです。
東芝
東芝は放熱を意識した形状です。
NEC
NECは、スイッチを入れて発光するまでの反応が若干遅いです。

Panasonicと比べて、東芝、NECの2社は光の指向性のパワーが弱い気がします。

家中の照明を全てLEDに変えたいが
我が家には高齢の家族がおり、なぜか白熱電球にこだわり、かたくなにLEDに交換することを拒否します。夏は居室が暑いとぼやきながら照明を消しています。「それなら、LEDにしたら?」と奨めるのですが。電気代が白熱電球の10分の1だと説明しても同様の返答です。白熱電球の寿命が終わるまで使い切りたいのか、ただただ意固地なのか、あのこだわりの真意はわかりません。どう言っても、交換をさせてくれません。
また、照明器具は電球だけではなく、丸型蛍光灯や直感蛍光灯もあるので、全ての照明をLED化するのは難しそうです。

LED電球を10年間使った感想、まとめ
  • 今までの照明器具をそのまま継続して使えた(我が家の場合)。
  • 寿命の10年が過ぎているが、未だに一度も電球交換せずに済んでいる。
  • クリアな明るさで、古い家具や居室の見栄えが良くなった。
  • 日当たりの悪い部屋の陰気臭い感じが無くなり、雰囲気が良くなった。
  • 白熱電球や蛍光灯型電球に戻りたい気持ちが全く沸かない。