2018年11月18日日曜日

今年の冬は、平成最後の冬か―。

今日はタッチタイピングの練習でとても疲れました。最近の冷え込みのせいであまり熟睡できず、体調もいまいちです。少々、疲労が溜まっています。

タッチタイピングの練習
タイピングは専ら手元を見ながらしていますが、
  • タイピングスピードが上がらない
  • 手元と画面を交互に視認することから起こる目の疲労感
に限界を感じ、タッチタイピングの練習に取り組むことにしました。
寿司打というサイトで練習してみると、タイピングスピードは、1秒間に3回と判定されました。何回チャレンジしても上達しません。まだまだ、ゆっくりしか打ち込むことしかできないタッチタイピングですが、手元を視認する回数が減るだけでも目は楽になります。とはいえ、画面を見つめ続けるのも疲れるので、視線が偏るのは避けなければなりません。厳密にいえば、手元と画面の視認動作を最小限でタイピングできるようになる為の練習といった方がいいかもしれません。
意外にも神経を使うのが、文字を訂正する時のキーボード操作です。ホームポジションから遠いバックスペースキーやデリートキーを手の感触で探すのは神経を使う厄介な動作です。バックスペースを指の感触だけで探せないので結局キーボードを見てしまいます。タッチタイピングは、手元を視認しながらのキーボード操作とは使う神経といいますか、意識の持ち方がまるで違うので、練習していると、体よりも頭というか精神が疲れます。タッチタイピングの特有の感覚や神経を鍛錬して作り上げることが重要です。
あまり根を詰めずに、楽しく練習を続けられたらと思います。我ながらよく頑張ったという満足感と疲労感が出てきたところで、練習は切り上げることにしています。

肌寒い時は、おかゆ
冷え込んで肌寒くなると、おかゆを食べる機会が増えます。
  • 体が温まる
  • 冬の乾燥からくる水分不足を補う
  • とろみがあるので嚥下咀嚼が楽
  • 胃腸への負担が少ない
というのがおかゆを食べる主な理由です。
単なるおかゆに飽きてくると、

トッピング
  • 梅干し・・・食欲不振の時は、梅干をおかゆに入れると、食欲が出てきます。さっぱりとした酸味がむかむか感や胸やけ感を軽減してくれます。 
  • 昆布・・・旨味が増します。
アレンジ
  • チーズとコンソメ・・・洋風リゾット
  • 卵とガラスープ・・・中華風リゾット
などアレンジを加えながら食べることもあります。

市販の梅干しは物足りない気がする
最近の市販されている梅干は、酸味、塩味、甘みのバランスが良く、正直なところ、少し物足りません。味がそつが無いというか、上品というか、無難というか、どこかパンチが足りないのです。昔の自家製の、癖が強い梅干しが食べたいと思うことがあります。

自家製の梅干し
昔は梅干しを自宅で作るのが当たり前だった記憶があります。梅干をお店で買う感覚は今より希薄だったと思います。材料になる梅の実は、おすそ分けしてもらったり、山で拾ったりと、梅の実の調達でお金を使うことはなかったと思います。梅を塩漬けして乾燥させ、紫蘇の葉と漬け込むと、赤く色づいた梅干しが出来上がります。母親がベランダに梅を竹のかごに入れて干していたのをよく見掛けました。にわか雨の時は、梅の実が濡れてはいけないと、慌てた母親がベランダへ全力疾走で駆け上っていました。
さて、自家製の梅干しの特徴は
  • 酸味・・・頭が痛くなりそうな酸っぱさ。
  • 塩味・・・一口で丼一杯の白米を一気に食べてしまうのではないかという程のしょっぱさ。
  • 見た目・・・黒い斑点がついた梅干しも有った。
  • 食感・・・ゴワゴワした果肉。
  • 種・・・種の食感は両端が尖ってチクチクとした不快でしたが、味は種までしみ込んでいて、この種をダラダラと味がなくなるまで口の中で転がしていました。味がなくなるとこの種をかみ砕き、中にある実を食べていました。この種の実がツルッとした食感と丁度いい酸味と塩味ですごく美味しかったのを覚えています。種を食べると体に悪いという人がいましたが、梅干として漬け込んでいる梅の種の中実は問題ないようです。現在は、噛む力が弱っているので、かみ砕く勇気はありません。
自家製の梅干しは作らなくなりましたが、あの癖の強い強烈な味の梅干しが懐かしく、食べたいなと思うことが今でもあります。出来上がった梅干しは、海苔の空き瓶や、陶器の壺に入れて食卓に保管していました。

重宝した海苔の瓶
現在では見かけなくなりましたが、昔の海苔は、瓶の容器の中に入っていました。大きさと厚さがまあまあ有り、梅干を保存する容器として母親が好んで使っていました。
そんな頑丈さで重宝されていた海苔のガラス容器を、幼少期の私は生き物の飼育ケースとして使っていました。当時は今のようなアクリル飼育ケースは高級品で、街のペットショップに行かなければならず、簡単に手に入るものではありませんでした。本式の飼育ケースに憧れたものです。 このガラス容器でカブトムシやエンマコオロギの飼育ケースとしたり、メダカや金魚すくいで獲った金魚を飼育する水槽代わりとして使っていました。メダカの水を変える為に、ガラス容器を移動させる時に誤って落として割ったこともありました。その時は親にこっぴどく叱られたものです。 容器の大きさは、カブトムシの飼育は小さくて不向きでした。エンマコオロギやメダカくらいの小さな生き物の飼育が、ちょうど合っていました。

秋の生き物の飼育はエンマコオロギ
幼い頃、生き物の飼育で一時ハマっていたのは、エンマコオロギの飼育でした。カブトムシやセミのように、夏の炎天下で行なう虫取りとは違い、捕獲や飼育が楽だったからだと思います。 そう考えると、この頃から既に、夏は苦手だったのかもしれません。夏の、庭の草むしりで抜いた草を庭先に積み上げておくと、秋になるとその中には、エンマコオロギが自然と集まってきて、一晩中、賑やかに鳴きます。それを虫取り網で捕まえ、海苔のガラス容器で飼育するわけです。まん丸い頭とクリっとした目が特徴のコオロギです。エンマコオロギは飼育スペースに入れ過ぎると、共食いを始める場合があったので、入れ過ぎないように注意します。容器に入れる土は、高く盛りすぎると脱走を図られるので、容器の半分以下にしておきます。呼吸ができるように、みかんの入っていたネットを被せて輪ゴムで固定したら飼育ケースの完成です。秋なので、家庭で食したリンゴやナシの皮や芯を餌として与えていました。雑食性なので、煮干しなども与えていました。エンマコオロギの旺盛な食べっぷりを、飽きもせず、じっと観察していました。雄は夜になると、羽を擦り合わせて音をたてます。寝床でうつらうつらしながら耳に入る「コロコロ」という鳴き声は、なんとも言えない心地良さあったのを覚えています。尻尾が長いのが雌で、冬が近づくと、この尻尾(産卵管)を土の中に差し込んで産卵をします。

もうすぐ冬
冬が来るとエンマコオロギは自然に死んでいきます。一匹もいなくなった容器の土をそっと掘り返してみると卵があります。あんな窮屈な海苔の瓶で飼育されながらも、次の世代へ命を繋いでいたエンマコオロギを、今思うと、感慨深いものがあります。春が来ると、小さいエンマコオロギが土の中からひょっこりと出てきます。その時に、庭先に放つと飼育観察は終わりというわけです。
そんなエンマコオロギの飼育ですが、今では、触ることさえ怖くてできません。幼い頃は、身近な生き物で害虫や爬虫類以外は平気で触っていましたが、いつの間にか、怖くて触れなくなりました。今では、触れるのは猫と犬くらいでしょうか。自分でも一体どうしてこうなったのか不思議です。
コオロギの鳴き声が聞こえなくなると、本格的な冬を迎えます。
平成最後の冬を、元気に乗り越えたいと思います。