2018年8月17日金曜日

重症筋無力症であることは検査員には伝えずに、バリウム検査を受けた。

バリウム検査を受けたので、そのことについて投稿したいと思います。
この10年の体調管理と言えば、専ら重症筋無力症のことでした。症状が軽くなり服薬が終わったので、他の病気にも意識を向けようと考え、検査を受けることにしました。

検査を受ける判断
バリウム検査は自分の判断で受けることにしました。ですが、主治医に相談するのが無難でしょう。

バリウム検査を安全に受けるために
  • 十分に睡眠を取る・・・睡眠不足は重症筋無力症の症状悪化を誘引します。
  • 前日は絶食・・・服薬をしていないので絶食は可能だと思いました。また、満腹感は重症筋無力症の症状の悪化を起こしやすいと言われているので、絶食は逆に好都合だと楽観的に解釈しました(不謹慎かもしれませんが)。とはいえ、やはり空腹の我慢は辛いです。
バリウム検査の流れ
  • バリウムを飲む・・・バリウムという粉っぽいシェイク状の液体を紙コップ一杯分、飲まされます。ゲップをしてもいけません。嚥下が鈍い私にとっては鬼門です。検査員の早く飲めと言わんばかりの視線を感じながら、なんとか飲み切ることができました。
  • レントゲン撮影・・・バリウムを飲んだら、レントゲン撮影ですが、これがまた大変でした。可動式の撮影台に立たされて、体の向きを様々な方向に変えてレントゲン撮影をします。検査員による、撮影台の角度を変える操作スピードは尋常ではなく、どんどん撮影台の角度を変えるので、私は必死で手すりを握りしめて体勢を保持していました。体が撮影台から投げ出されそうになりましたが、なんとか耐え、検査を終えることができました。
  • 最後に、下剤を渡されて退出・・・これで一連の検査は無事に終了となります。
  • 下剤を飲む・・・下剤を飲んですぐに腹痛が起こりましたが、実際にバリウムが排泄されたのは2日後でした。明らかに便の色が白いのでわかります。
まとめ
重症筋無力症の自分にとって緊張したのは、バリウムを少ない時間で飲まなくてはならないこと、撮影台が傾けられた時に体勢を保つこと、この2つです。重症筋無力症であることは検査員には伝えませんでしたが、もしこのことを予め伝えておけば、もう少し検査のスピードも緩めてくれたかもしれません。
長年の服薬で胃腸が弱っていないか心配でしたが、検査結果は異常なしだったので一安心です。