2018年8月14日火曜日

衛生管理のお供に、消毒用エタノールスプレー。

消毒用エタノールスプレーは少々価格は高いですが、なにかと便利で、私には欠かせない存在です。ドラッグストアで売っています。

今回は消毒用エタノールの用途について、いくつか挙げてみたいと思います。
  • 創傷へ・・・本来の使用方法です。傷口の消毒効果があります。とはいえ、傷口にしみて痛みはあります。遠くから吹き付けるようにしています。薄く万遍なく消毒するイメージです。
  • 手の消毒・・・手のひらに汚れの不快感というか、汚れたという感覚を感じたときにシュッと一吹きします。後はティッシュペーパーで拭き取れば手はスッキリします。普段の手洗いの後に一吹きすることもあります。風邪の予防のためです。
  • 身の回り汚れを拭き取る・・・机や椅子のちょっとした汚れを拭き取るときに使います。ただしワックスが塗布されている床面や革製品を使っている家具は、変色する場合があるので気をつけて使用しています。パソコンディスプレイ、スマホ画面(いずれも保護フィルム越しに拭いています)の場合は、ペーパーに吹き付けて使用することで、直接吹き付けて起こりうる電気系統の故障の危険を避けています(避けているつもりです)。エタノールの使用の可否は、必ず説明書を確認してから判断します。
  • 枕カバーに吹き付けて軽く掃除機をかける。・・・さっぱりスッキリとした感覚を得られます。洗濯するのが面倒な時、できない時にします。
  • グラス・・・一吹きしてキッチンペーパーで油汚れを拭き取ります。グラスに付いた指紋や唇の跡を消したい時に。
  • 鏡の汚れ・・・特に指紋の跡が綺麗になります。
  • 粘着テープ跡の除去・・・ベトベトした粘着テープの跡に吹き付けると溶けて綺麗に拭き取ることが出来ます。
  • 虫よけに・・・飛んで向かってくる、蚊やコバエに吹きかけると気絶して落ちます。殺虫剤を使いたくない時には便利です。殺虫スプレーのような勢いが無いので近くまでおびき寄せてから吹き付けて撃退します。肌に吹き付けることで、汗による肌の雑菌の増殖を抑えて臭いが発生しにくくなり、結果的に、蚊を寄せ付けない効果を期待できます。
  • 冷蔵庫の掃除・・・食べ物が近くにあり、掃除用洗剤を使うのを躊躇するような場合の衛生管理に便利。ティッシュペーパーやキッチンペーパーにシュッと一吹きしてから拭き取ります。
  • 全て使い切った空容器・・・空容器は、よく洗えば、他の洗剤の霧吹きとして使うことができます。

注意すべき点
  • 目や唇など粘膜への影響・・・霧が目に入ったり、吸引すると痛みやむせを起こすので注意が必要です。
  • アレルギー・・・もともとアルコール消毒のアレルギーのある方は注意が必要かもしれません。私はアルコール消毒のアレルギーはありませんが、頻繁に使い過ぎることで手荒れを起こしたこともあったので、使いすぎには注意が必要です。
  • 溶けたり、文字が消えたり・・・ゴムやプラスチック製品などの樹脂、塗料などには注意が必要です。マウスのゴム部分に消毒用エタノールを吹き付けたところゴムの部分が溶けて、マウスは、ロジクールのレボリューションというゴムのグリップ付きマウスですが、グリップゴムの部分は取れてしまいました、というよりも、消毒用エタノールがついたところが溶けてしまったので、すべて剥がすことに。結局、綺麗にゴムの部分を拭き取ることができたので、マウスの使用には支障はありませんが、予想外のことで面食らいました。マウスやキーボード、リモコンなどの機器を使うために必要な文字表記を消してしまう可能性もあります。
  • アクリル樹脂、ウレタン樹脂のワックス・・・消毒用エタノールがかかった直後の床面は溶けてベトベトになります。エタノールが蒸発して乾燥すると白く変色してポロポロと剥がれるといった感じです。白く変色した床面はもう一度ワックスを塗り直さなければ、もとに戻すことはできません。

最後に
便利な反面、用途を誤ると対象物を傷めることがあります。本来の用途とは違う使い方には細心の注意が求められます。本来の用途は創傷面の消毒です。